明神丸について

明神丸の歴史

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1999

株式会社明神食品設立

鰹の藁焼きたたきの飲食事業を目的とした、株式会社明神食品を設立。
2000

明神丸ひろめ店オープン

2000年5月、高知市帯屋町ひろめ市場に、初の飲食店「明神丸ひろめ店」オープン。

漁師上がりの飲食未経験が店長に。

明神水産で新たに飲食業を手掛けるべく「明神食品」が設立。高知のアンテナショップ「ひろめ市場」で、鰹のたたきを販売する計画が立ちました。

当時、12年間勤めた漁師を辞めて工場勤務をしていた「森下幸次」は、「食」に関わる仕事をしてみたかったこともあり、手を挙げたところ1号店である「明神丸ひろめ店」の店長を任されることになります。

創業当時、店長として奮起する現社長の森下。
美味しい鰹のたたきを提供するべく、狭い調理場で日々切磋琢磨していました。

問題だらけ、店は早速ピンチに。

オープンが5月のゴールデンウィークだったこともあり、店はまさかの大盛況。ところが大型連休が終わると次第に客足が遠ざかり、平日は閑古鳥がなく日がきます。

当時の明神丸には飲食業界経験者が皆無。料理や店舗運営のノウハウもないので、厨房設備すら不十分でした。森下にしても初めての店長業務、それどころかビジネスの経験すらありません。相談できる人や頼れる人もなく、売上がほとんどない日が続きます。

自分でやるしかない。

このままでは、店が潰れてしまう。自分で何とかするしか無い。腹をくくった森下は、限られた設備の中で、いかに工夫して美味しい料理を提供するかを考え試行錯誤します。独自に他店を偵察したり、コスト計算などを繰り返して経費削減に努めたり。それでもわからないことは、飲食業に携わる知人などにどんどん尋ねました。
その結果、数ヶ月で売上が上がっていき、経営を軌道に乗せることができたのです。
2001

史上初の試み、「藁焼き」のライブパフォーマンスを開始

行列ができるほどの人気となり、ひろめ市場の名物になります。

試行錯誤しながら進化した、土佐名物・鰹の藁焼きたたき。

鰹を藁で焼く工程を、お客様の目の前で行うライブパファーマンスを開始。いまではよく見かける光景ですが、飲食店としてはおそらく史上初の試みです。当然事例が無いので、最初は苦労の連続でした。
藁焼きの炎は一気に広がるので、何より安全面に対しての対策は必須です。耐火ガラスはもちろん、天井の高さや素材、空調にも気を使いリニューアルを施しました。それでも何度焼いていると煙ってくるなど、問題も発生するのでその度にリニューアル。今でも進化を続けています。

本場漁師の味を再現した「塩たたき」を開発

焼き立ての温かい鰹に、地元黒潮町の天日塩をさっとふりかけて食す、土佐漁師伝統の味。

遂に完成!明神丸の藁焼き塩たたき。

当時鰹のたたきはポン酢で食べるのが一般的でしたが、森下は「他にもっと美味しい食べ方や合う調味料はないか」と日々試行錯誤していました。マヨネーズや豆板醤など、ありとあらゆる調味料は元より、あんこと組み合わせてみたりもしました。

その中で、塩との相性が割と良かったことと、漁師時代に釣りたての鰹に塩をかけて食べていた事を思い出し、地元「土佐黒潮町」の天日塩を取り寄せ、振りかけて食べてみたところ、これが抜群にうまい。
早速メニューに載せると大好評。メディアにも取り上げられ、瞬く間に明神丸の看板商品となります。

今では鰹の食し方としての地位も築き、明神丸発祥の「塩たたき」は、土佐の郷土料理として全国に広まりをみせています。

2008

高知市本町に2号店オープン

2008年8月14日、高知市本町に「漁師料理 明神丸」をオープン。

2号店ながら、初の独自店舗に挑戦。

ひろめ市場店をどうにか軌道に乗せた森下店長の次なる挑戦は「独自の店舗」をつくることでした。とは言え、フードコートで「鰹のたたき」の販売しか経験がありません。居心地のいい空間づくり、気持ちの良い接客、食欲をそそるメニューの開発など、これまでとは違うステージでの商売に四苦八苦。トライアンドエラーを繰り返し、幾度となくリニューアルをしていくことになります。その甲斐もあり2号店は現在「明神丸 本店」として営業しています。
2009

高知市本町に「漁師酒場 明神」オープン

2009年、高知市本町に「漁師酒場 明神」をオープン。
2012

高知市帯屋町おびさんロードに「土佐のいごっそう亀次」 オープン

2012年4月23日、初代佐賀明神丸の船頭であり明神水産の創業者の名を冠した「土佐のいごっそう亀次」オープン。(現在休店中)
2014

帯屋町商店街に「明神丸 帯屋町店」オープン

2014年7月8日、ひろめ市場のすぐ近くに旗艦店となる「明神丸 帯屋町店」をオープン。昼の営業、ランチの提供に挑戦。

県外初出店「明神丸 イオンモール岡山店」オープン

2014年12月5日、イオンモール岡山店をオープン。県外に進出、美味しい鰹を全国に届けるための足がかりとなる。

あえて名の知られていない場所で挑戦。

地元高知で「明神水産」の名はそこそこ知れた存在でしたので、その飲食部門である「明神丸」にも地の利があります。しかし県外に出るとまだまだ無名。そこで自分達の味が通用するか試したいという気持ちがありました。
ところがいざオープンすると初日から大行列。無名どころか、「高知のひろめ市場の明神丸が岡山に出店する」ということで話題になっており、あらためて「ひろめ市場」の影響力を感じました。

高知市ひろめ市場店が観光客におすすめする飲食店 「高知家の食卓 県民総選挙2014」第1位

2015

FC飲食事業「じとっこ組合 帯屋町店」オープン

明神食品の新たな事業展開として、宮崎県の特産品を提供する飲食店「じこっと組合」とFC事業を締結「じとっこ組合 帯屋町店」をオープン。 (2018年閉店)
宮崎料理
じとっこ組合 帯屋町店 店舗

岡山県岡山市北区に「明神丸 岡山本町店」オープン

12月4日、岡山県岡山市北区に岡山2号店となる「明神丸 岡山本町店」をオープン。
明神丸 岡山本町店

「高知家の食卓 県民総選挙2015」において全店が入賞、ひろめ市場店が2年連続第1位

2016

「明神丸 大橋通り店」オープン

2016年2月26日、ギフト発送も可能な新店舗「明神丸 大橋通り店」がオープン。

「じとっこ組合フェスタ2鍛冶屋町店」オープン

2016年3月30日、FC事業2号店「じとっこ組合 フェスタ2鍛冶屋町店」を高松市鍛冶屋町にオープン。(2019年閉店)

東京へ進出「明神丸 西新宿店」オープン

2016年11月1日、東京都新宿区に東京初出店となる「明神丸 西新宿店」がオープン
2017

「明神丸 竹橋パレスサイドビル店」オープン

2017年7月12日、東京都千代田竹橋駅前のパレスサイドビル地下1階に「明神丸 竹橋パレスサイドビル店」オープン
2018

東京3店舗目「明神丸 GEMS茅場町店」オープン

2018年3月16日、東京都中央区新川の複合飲食ビルGEMS茅場町4階にオープン。

「じとっこ組合 松山二番町店」オープン

2018年7月2日、FC事業3号店「じとっこ組合 松山二番町店」愛媛県松山市にオープン。

「明神丸 本店」オープン

2018年7月18日、「漁師料理 明神丸」が明神丸本店として拡大リニューアルオープン。

愛媛県初出店「明神丸 松山二番町店」オープン

2018年9月25日、明神丸として愛媛県への初進出店となる「明神丸 松山二番町店」がオープン。

代表取締役社長交代 新社長に森下幸次就任

2019

香川県初出店「明神丸 高松店」オープン

2019年4月3日、香川県への初進出店となる「明神丸 高松店」がオープン

高知県高知市本町に「わら焼き体験 明神丸梅野」

2019年6月21日、お客様自身で「わら焼き」をしていただける「わら焼き体験 明神丸梅野」オープン。
2020

株式会社明神丸に社名変更